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もう、ここにはいません。残骸はてきとーに処分してみたりみなかったり。
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001:春
春の野に遥けき昇華 蒲公英で在ることはできないまま眠る
002:暇
暇を見て育て続けた天馬がさ あんな立派になりやがってさ
003:公園
赦されてまだ座ってる 公園のベンチ 夜風は 闇は やさしい
004:疑
積年の疑問 どうして弁慶は股間蹴られて平気だったか
005:乗
絡み付く大人の事情その二乗 笑い飛ばせず自重と自嘲
006:サイン
夢でなら返せたピースサイン 今朝 今さら気付く 好きだったんだ
007:決
いいだろう生きる意味なら今決めた 猫 明日こそ貴様を撫でる
008:南北
飽きもせず働く勇者 あくまでも前向きに東西南北へ
009:菜
No future 謝肉祭には飽きたなら菜食主義の村へようこそ
010:かけら
かけら?いや いつか煌く星 削れ磨り減りながら大きくなぁれ
011:青
焼け焦げた虹彩 空は笑うほど青くて 笑う 溶ける 拡がる
012:穏
安穏とエントロピーに従って全なる一を望めぬ体
013:元気
浅ましき俺様ちゃんの自意識は今日も今日とて無駄に元気だ
014:接
震えだす水滴 夢と認識の接触角の脆い均衡
015:ガール
"Girl"っていっぺん辞書で引いてみな(ガールズバーの不味いジンフィズ)
016:館
どこまでも異物 首からぶら下げた入館証が作る結界
017:最近
置いていく傘と鼻歌 最近はわりとどこでも手に入るから
018:京
夜の底 K子の夢が開く頃 南京虫の噛んだ心臓
019:押
押さないし押せない赤いスイッチにこれ見よがされている月曜
020:まぐれ
手のひらにまぐれで取れた流れ星(とどのつまりは14のまま)
021:狐
姪っ子よ幸せであれ 着ぐるみのパジャマ(狐)につつまれている
022:カレンダー
境目の並んだカレンダー 今日のその場しのぎと明日の夢と
023:魂
魂に破戒の印 刻み込む想いながらも穢したあの子
024:相撲
あんさんな言うてもそれが相撲どす恋も似たよなもんちゃいますか
025:環
鴻は今だ雄飛の時を待つ 環状内回り三周め
026:丸
お見通しみたい 背中に寄りかかる頭の丸み あなたの重み
027:そわそわ
そわそわと余所見していた間抜けへと落っこちた天罰の雷
028:陰
日陰者では終われない反骨の葦の茎なら太くあれかし
029:利用
今日は歩こう 帰り道利用して10分ほどの夜のお花見
030:秤
実用上秤量精度100g程度で済んでしまう日常
031:SF
SFか神話の如く撃ち放つ最古の銃を抱く左手
032:苦
眠い って決めつけられる 必殺の苦み走ったイイ顔なのに
033:みかん
給食のみかん果汁に染まりゆくカッターシャツの白かった夢
034:孫
孫の手じゃかけないとこに触れているあなたの熱にまごまごしちゃう
035:金
鍍金した情熱は醒め いつの日かヴァジュラ(五鈷杵)に潰されるまで
036:正義
プレッシャー掛けられモノをぶつけられ強くなりたい正義の味方
037:奥
我が宿敵(とも)よ こいつで幕だ!放つのは今!奥義!猫じゃらしふりふり!
038:空耳
もういいかい? まぁだだよ って空耳に人でいられた時間をおもう
039:怠
僕たちは恋することに怠けてる 死ぬほど好きって?死んでみせろよ
040:レンズ
あの人を探し続けている彼の覗くレンズの向こうには 夏
041:鉛
母の手を置き去りにして坂道を往くポンコツに無鉛ガソリン
042:学者
学者にもお医者様にもわからない唐突過ぎるリンダの死因
043:剥
剥落を抑え欠落さえ埋めて汚損してゆく白銀の羽根
044:ペット
輪廻していつか世界を救うのだ 何かの満ちたペットボトルよ
045:群
何もかも赦されてなどいなかった 群衆に紛れこんだ仔猫
046:じゃんけん
じゃんけんで決めな 身体はひとつしかないし ほら寧々愛花 凛子も
047:蒸
猖獗を極める悪を斃すため蒸着したり焼結したり
048:来世
この軸は違う 他生の縁として来世のために触れた袖口
049:袋
何にせよ袋を取った女など駄目と言いつつ持つエコバック
050:虹
白銀の翼は穢れ虹色に鈍く光った キミは泣いてた
051:番号
昨日見た夢については教えない 口座番号ならば教える
052:婆
婆ちゃんが即神仏になってから早二十年ですけど なにか?
053:ぽかん
内海にぽかんと浮かぶあの島の片思いはもう消えただろうか
054:戯
戯言を真に受けてみる月曜日 本気ばかりじゃ疲れちゃうしね
055:アメリカ
約束の地まで180mile アメリカ製の黒い自転車
056:枯
枯れかけた 孤独に生きる銀杏の木 その中にある音を聞きたい
057:台所
1DK Kは汚い台所 降り積もるいくつかの問題
058:脳
我が叛気!義憤よ!脳を突き破り不可視の敵を討つ槍となれ
059:病
病犬の遠吠えがまだ聞こえてる 答を出した気になっている
060:漫画
誰かが言う この世は漫画で十分 と 新たな軸に託した望み
061:奴
背を丸めなんにもないと奴は言う 渇いてる足音のバラッド
062:ネクタイ
「ネクタイを外す仕草はセクシー」 と ガセを信じて今解き放つ
063:仏
訳もなく拳を握る 今ならば仏の顔もサンドバッグだ
064:ふたご
ほくろかな?鼻大きいかな?まなかかな?などというふたごの見分け方
065:骨
鎖骨とか肩と首との継ぎ目とか甘噛みしたい夜だって ある
066:雛
鳳凰の雛が飛び立つときが来た 全力で鳴け黄色いクチバシ
067:匿名
メイドロボ実用化ってまだですか?(42歳・匿名希望)
068:怒
君と何処までも曖昧狂詩曲 喜怒哀楽や愛に逢いたい
069:島
かつて島だった僕らと明後日に流されてったボトルメールと
070:白衣
同行を嫌がった我が妹の兄の纏った面白衣装
071:褪
わかってる いつか消褪するだろう この恋の肥厚性瘢痕
072:コップ
今はまだ我が人生を騙らずに コップの水を一息に飲む
073:弁
あちこちの言葉を混ぜて来た「これ」は何弁だろう? のり弁を喰う
074:あとがき
あとがきに代えて誰かのフォトグラフ 涙を流す誰かをおもう
075:微
微少距離微少時間のズレたまま相変わらずの日々だけがあり
076:スーパー
指先を滴り落ちるレモンティー スーパースローで再生してる
077:対
青春の電気炉は燃ゆ B型の熱電対も焼け切れるほど
078:指紋
君の手がつけた指紋は消せぬままリンダリンダを風呂場で歌う
079:第
今 第二宇宙速度で投げ上げる誰のものでもなかった祈り
080:夜
マウイフィズ 引かない微熱 十六夜の月の銀鏡に君を浮かべて
081:シェフ
シェフィールドナイフに告げる 人を刺すのは絶対にお前ではない
082:弾
明け方のサファリパークの静けさにダムダム弾を撃ち込みに行く
083:孤独
疎まれて孤高を気取る不精ヒゲ 孤独じゃないよ ないんだってば
084:千
トラックを抜けだし街へ駆けだそう 三千分の一の世界で
085:訛
巷には龍馬気取りの土佐訛 被り続けている鉄仮面
086:水たまり
ただの水たまりなんだと思ってた 本当は海だった涙目
087:麗
泣き顔のとても綺麗なひとだった 今 泣いているのは誰のため?
088:マニキュア
その笑顔らしきものなら僕のため そのマニキュアは誰のためなの?
089:泡
今もなお僕は汚い 石鹸の泡に流れし14の心
090:恐怖
恐怖とは少し違ったsomething 君の自作の謎dancing
091:旅
旅に出た人をおもった 僕もまた そろそろここを出ていく時間
092:烈
烈火でも劫火でもなく君のため暖炉にともる情熱であれ
093:全部
傘も手も荷物も全部携えて 悲喜交々も君と丸ごと
094:底
腹の底から「せぇの!」って声で とぶ とりあえずミライはサクライロ
095:黒
黒石が陣取る隅に突っかかる ひっくり返されると知りつつ
096:交差
交差する黄色い線と赤い線 心斎橋で君とおわかれ
097:換
根を羽に実をうたに換え蒲公英は海鳥として海図を渡る
098:腕
毒/救い 墜ちてしまえば同じこと その腕に抱かれて死ぬ夢
099:イコール
泣いた夢 イコール 開かない記憶 それは要らないものだ わかるな?
100:福
解放は遠く 昇華はなお遠く 祝福の炎天に焦がれる
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プロフィール
HN:
南葦太(だったひと)
性別:
男性
自己紹介:
Wanna be a tanker!とかのたまうひと。
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