もう、ここにはいません。残骸はてきとーに処分してみたりみなかったり。
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土曜日の午後 すり減った日々をいま荼毘に付すため歩き出す旅
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初デート嬉し恥ずかし帰り道 君にもらったはじめての肘
ワンコールだけで仲間が集まったスパンコールな夜 アンコール
星屑の記憶 花弁と閃光に浮かんで消えた紫の豚
三階の住人が突然笑う 死ねばいいのに 主に俺とか
なつかしい街 なつかしい夢 そこにあったのはなつかしさのおまけ
その肩にその指先にその頬に 触れてく風に嫉妬していた
うず高く積まれるマスク 世界には大事なものがいつも足りない
瀬戸内の暖かい陽をいっぱいに受けたたまねぎみたいな笑顔
浄化する 汚れたアスファルトの裏に 痩せた でも まだ死んでない土