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もう、ここにはいません。残骸はてきとーに処分してみたりみなかったり。
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鍍金した情熱は醒め いつの日かヴァジュラ(五鈷杵)に潰されるまで
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孫の手じゃかけないとこに触れているあなたの熱にまごまごしちゃう
給食のみかん果汁に染まりゆくカッターシャツの白かった夢
眠い って決めつけられる 必殺の苦み走ったイイ顔なのに
SFか神話の如く撃ち放つ最古の銃を抱く左手
実用上秤量精度100g程度で済んでしまう日常
今日は歩こう 帰り道利用して10分ほどの夜のお花見
April come she will って言ったっけ だいぶ昔に聴いていた歌

加速するための両足 てっぺんは 駅前 つまり君の待つ場所

目標は3C出口だってのにやっぱり君は方向音痴

過ぎ去った時の分だけすり減ったソールの靴で目指す公園

散歩道 四つ葉のクローバー さっき君にマーブルチョコをもらった

安らぎは ほら 今 君の(常識を共有できる人の)隣に

土筆から始まりどこに転がっていくんだ(昼はうどんね)会話

公園で遊ぶ子供のなれの果て 僕らにはブランコ小さ過ぎ

未来って見えると見えないなら どっち? 意味のないたとえばの話で

ひだまりの中僕たちは立体であることを決めそして進んだ

夕暮れと梅酒ロックと鶏鍋と伸ばし始めた髪の長さと

それもまぁあり冷え性の君のためホットカーペットとしての生

鼻先に突きつけられた鼻先が泣くほどリアル 泣いてはいない

生きにくい世界だ 君のシャツさえも左利きには優しくなくて

つまりもう要らなくなったってことか 楽園行きの片道切符

雨音を聞いてたような気もするし君の鼻歌だった気もする

起きぬけに春だねぇってありがちなセリフとともに飲むミルクティー

三階に家無き覚悟 出て行くよ 前より広い新居は二階

この手から零れ落ちてく 些細な差 だからこそ僕らは手をつなぐ

この春に僕たちは結婚します 2010年4月の桜
日陰者では終われない反骨の葦の茎なら太くあれかし
そわそわと余所見していた間抜けへと落っこちた天罰の雷
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南葦太(だったひと)
性別:
男性
自己紹介:
Wanna be a tanker!とかのたまうひと。
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